770B
Tencent Hy4 previewの総パラメータ数(活性化49B)
614GB/s
Samsung PIMの内部帯域(標準LPDDR5X比8倍)
7000倍
S3 VectorsがOpenSearch Serverlessよりコスト減となる倍率
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Tencentが次世代大規模言語モデル「Hy4 preview」をオープンソースとして公開した。総パラメータ数770億(活性化49億)のMoE構成で、コンテキスト長は100万トークンを超える。WorkBuddy・CodeBuddy・元宝(Yuanbao)などTencent自社製品のほか、Tencent Cloud TokenHubやOpenRouter経由でも利用でき、公開直後の2週間は無料アクセスを提供した。技術面での焦点はソフトウェアエンジニアリング・財務分析・自然言語からのゲーム開発・複雑な科学的問題解決で、特にコーディングとオフィスワークでの改善が強調されている。注目すべきは、Hy4 preview自身が自社の学習プロセスに参加し、学習手法の自動最適化に初めて関与したという点だ。加えて推論システムの最適化も自律的に行い、スループットを31.8%向上させたという。ベンチマーク面では、163人の専門家が203件のエンジニアリングタスクを評価する社内テストで4点満点中2.99を記録し、GLM-5.3の2.92、Kimi K3の2.94をわずかに上回った。API価格は入力100万トークンあたり0.834ドル、出力2.501ドル、キャッシュ読み込み0.042ドルに設定されている。オープンウェイトの巨大モデルが商用トップモデルと横並びの性能を主張する事例が、また一つ増えた形だ。
🧠 「モデル自身が学習最適化に参加した」という説明は目を引くが、具体的にどこまでを自動化しどこからが従来型のハイパーパラメータ探索の延長かは記事だけでは判別できない。ベンチマークスコアの差(2.99対2.92対2.94)も4点満点の評価としては僅差で、評価者163人・タスク203件という規模を踏まえても誤差の範囲内と見る余地は残る。ただし推論スループット31.8%向上という実測値は再現性のある主張であり、こちらは素直に評価してよさそうだ。
- 770億総パラメータ・49億活性化のMoE構成、コンテキスト長100万トークン超、WorkBuddy/CodeBuddy/Yuanbao/TokenHub/OpenRouterで利用可能
- 163人の専門家による203件のエンジニアリングタスク評価でスコア2.99/4.00、GLM-5.3(2.92)・Kimi K3(2.94)をわずかに上回る
- 推論システムを自律的に最適化しスループットが31.8%向上、API価格は入力$0.834/百万トークン・出力$2.501/百万トークン
💡 自社インフラにオープンウェイトの大規模モデルをホストしたい開発者にとって選択肢が増えるが、770億パラメータという規模は量子化や分散推論の工夫なしには扱いにくい点に留意が必要。
Tencent
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2026-08-28
SamsungがHot Chips 2026で、LPDDR5Xメモリの各バンクに乗算加算(MAC)ユニットを組み込むProcessing-in-Memory(PIM)技術を発表した。16バンク構成のメモリ全体でMAC演算を並列実行することで、内部帯域は標準LPDDR5Xの76.8GB/sに対し614GB/sに達する。4bit重み使用時はチップ単体で最大2.4TOPSの性能を発揮し、8チップ構成ならINT8換算で約9.6TOPSとなり、IntelのMeteor Lake NPUに匹敵する。ただしPIMモードは通常のDRAMアクセスと同時利用できず、対象メモリ領域のキャッシュ・プリフェッチ無効化やマルチタスク制限が必要になるなど、ソフトウェア側の制約は大きい。
- 16バンク構成の各バンクにMACユニットを配置、内部帯域は標準LPDDR5Xの76.8GB/s比8倍の614GB/sへ
- 4bit重みでチップ単体2.4TOPS、8チップ構成でINT8約9.6TOPS(Intel Meteor Lake NPU相当)
Chips and Cheese
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▲ 232
2026-08-29
個人開発者がLinux向けにApple Continuity機能を再現するツール「Tether」を公開した。iMessage・SMS送受信、ファイル転送、クリップボード同期、通知転送、連絡先同期に加え、ブラウザ・メール拡張機能によるOTPコードの自動入力にも対応する。実装の核心はBluetooth Low Energy経由でiPhoneのメッセージングサービスに直接アクセスする点で、既存プロジェクトBlueFerryのプロトコルを参考にしつつライセンス衝突を避けるためクリーンルームでC++実装をゼロから書き直した。iOS-Linux間の全通信は相互TLS(mTLS)で暗号化され、Linux側で常駐するデーモン`tetherd`がiOSアプリと安全に通信する。Macをプロキシに使う従来手法特有の煩雑さを回避した設計になっている。
- Bluetooth Low Energy経由でiPhoneのメッセージングサービスに直接アクセス、BlueFerryのプロトコルを参考にクリーンルームでC++実装
- 相互TLS(mTLS)で全通信を暗号化、Linux常駐デーモンtetherdとiOSアプリ間でiMessage・SMS・OTP自動入力・クリップボード同期などを実現
zackbartel.com
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▲ 274
2026-08-29
⚡ Dev & Engineering
推論エンジンvLLMのv0.28.0が公開された。270人のcontributor(新規76人)による584コミットを含む。Kimi-K3向けにDecode Context Parallelや共有エキスパートのシャーディングを導入しGPUあたりメモリ使用量を約17GiB削減、ROCm上でも動作するようになった。デフォルトの最大バッチトークン数は8192から16384に倍増し、DSpark方式の投機的デコーディングではTTFTが約60%改善したという。
- Kimi-K3向けDecode Context Parallel・共有エキスパートシャーディングでGPUあたりメモリ使用量を約17GiB削減、ROCm対応も追加
- デフォルト最大バッチトークン数を8192→16384に倍増、DSpark投機的デコーディングでTTFT約60%改善
GitHub
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▲ 72
2026-08-26
脆弱性調査向けAIエージェントを開発していた著者は、調査中に前提が覆った際に古い結論が自動で無効化されないというメモリシステムの欠陥に直面し、LLM向けDatalogエンジン「Lemmalog」を実装した。LLMが雑多な入力を構造化ファクトへ変換し、Datalogエンジンが依存関係付きで結論を追跡・撤回する。LongMemEvalでF1約0.463を全会話プロンプトの約38分の1のコンテキスト量で達成し、LoCoMo(1986問)でもF1 0.533と専用メモリシステムに匹敵した。
- LLMが構造化ファクトへ変換しDatalogエンジンが依存関係付きで結論を追跡・撤回、前提が覆った際は関連結論のみ再計算
- LongMemEvalでF1約0.463を全会話プロンプト比約38分の1のコンテキストで達成、LoCoMo(1986問)ではF1 0.533
pwning.systems
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▲ 266
2026-08-29
GrapheneOSプロジェクトは、GoogleのPixel 11がハードウェアメモリタギング拡張(MTE)に対応していないと発表した。PixelはPixel 8以降MTEをサポートしており、GrapheneOSはPixel 8発売の約1ヶ月後から本番環境に投入、カーネルとベースOSのほぼ全体、一部サードパーティアプリにも適用してきた。メモリ破壊系脆弱性の実行時検出という主要な防御層が最新世代で失われることになり、セキュリティ重視ユーザーへの影響が懸念されている。
- Pixel 8以降のPixelはMTEに対応、GrapheneOSはカーネル・ベースOSのほぼ全体と一部サードパーティアプリに適用してきた
- Pixel 11ではMTEが非対応となり、メモリ破壊系脆弱性の実行時検出という防御層が失われる
GrapheneOS(Bluesky)
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▲ 223
2026-08-29
Windows互換オープンソースOS「ReactOS」の0.4.16が、18ヶ月の開発期間を経てリリースされた。bootcdとlivecdを統合した新しいグラフィカルインストーラを導入し、テストとインストールを同一ディスクイメージで行えるようになった。カーネルのメモリ管理を再構築しNVIDIAドライバでのページテーブルエントリ枯渇を解消、AMD環境でOpenGLウィンドウが真っ黒になる不具合も`ExtEscape`の書き直しで修正した。オーディオはHDオーディオバスドライバを刷新しRealtek等への対応を拡大、音量設定は再起動後も保持されるようになった。
- bootcdとlivecdを統合したグラフィカルインストーラを新規導入、NVIDIA GPUのページテーブルエントリ枯渇・AMD環境でのOpenGL描画不良を修正
- HDオーディオバスドライバを刷新しRealtek等に対応、Hyper-V起動を可能にする新ATAドライバも追加
ReactOS
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2026-08-27
RustdocのビルドをNoah Lev Bartell-Mangel氏が1週間で33%(実測25%のウォールタイム削減)高速化した記録。全てのtrait実装をまず構築してから不要分をフィルタする従来の流れを逆転し、必要な実装だけに`build_impl`を呼ぶよう変更して20%改善。プリミティブ型処理をローカルのプリミティブに限定して12%、非公開型への自動trait合成をドキュメント対象の型のみに絞って6%、self型の"head"部分だけを見て`param_env`クエリの呼び出しを削減して18%、それぞれ改善した。
- 全実装を構築してから絞り込む処理を逆転し必要な実装だけbuild_implする変更で20%改善、非公開型への自動trait合成の絞り込みで6%改善
- self型の"head"だけを見てparam_envクエリ呼び出しを削減し18%改善、hyperやbitmapsクレートでは最大40%高速化
noahlev.org
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🔖 47
2026-08-27